製造業、流通業の多くでは、製造・販売・在庫計画の調整に苦労しています。結果として一部の品目について在庫が積みあがる一方、他の品目では欠品が発生しています。
問題の解決には、理論在庫水準の設定や統計的需要予測などの技法も有用ですが、多くの企業ではそれ以前の問題として、目先の受注予測とそれに基づく在庫推移見込みさえつかめていないのが実情です。
こうした状況から脱却するには、在庫削減といった「ビジネスへの貢献」 だけでなく、それを支える「事務品質の確保」に目を向けることが重要と、私たちは考えています。その2つの面でのクオリティを向上するには、達成度のモニタリングとが継続的改善活動が必要です。
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